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独り言
『角栄に聞け』
今、田中角栄がちょっとしたブームらし
い。石原慎太郎が宿敵・角栄の生涯を一
人称で描いた【天才】を読んでみたいと
思い、手に取ってみる。頁を捲りその大
きな文字に失望する。こらあかんわ。隣
接するコーナーの【文芸春秋】に田中角
栄の特集が。おおっ、石原慎太郎の執筆
の真相。とも記されてる。コチラを購入。
今まで何冊かの【角栄研究本】を読んだ。
角栄は、その先見性と同時に人並み外れ
た第六感の【勘】を持ってました。首相
になる前は『土方代議士』と言われよう
が、道路や河川を整備してこそ、この国
の発展につながる。と、高速道路や新幹
線、地方空港等の整備計画。が最大の功
績とされてます。日本が元気だった時代
の象徴であり、また、巧みな官僚操作術
をみせ【金権政治の権化】とも呼ばれた。
最近よく、角栄が生きていたら。との記
事を目にします。彼に匹敵するようなス
ケールの大きな政治家は出てこない。と
も。国民の生活が向上しない不毛の時代、
迷走する時代に、田中角栄が必要なのだ。












