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独り言
『三紙三様』

安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人
罪などに問われた山上徹也被告に対し、奈良地裁
は求刑通り、無期懲役を言い渡した。その報道に
関し、新聞三紙を読み比べてみた。的を得てると
思ったのは朝日新聞の【天声人語】かな。 ここ
からは文中の引用です。 罪と罰のあり方を思う
とき、この量刑は重いのか、どうなのか。何とも
やりきれない気持ちになる事件である。言うまで
もなく、彼は断罪されるべき加害者である。だが
同時に、悲惨な生い立ちを背負わされた被害者で
もある。この二つの顔を一緒にはできず、かとい
って、まったく別に考えるのも難しい。「私たち
は統一教会に家庭を破壊された」。被告の妹の証
言は重く悲しい。そう語る彼女らのために、私を
含むこの社会は何をしてきたのか。そんな教団と
癒着を続けた政治とは何だったのか。そもそも社
会の強さとは何だろう。石ころになりたいと苦悩
する人の存在にいかに気づき、救えるか。当たり
前のことを、もう一度、胸に刻みたい。 まさに。
あまりに「迷い」のない判決でした。至極簡単に
下されたことに驚きがある。これでええんやろか。












