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ひろしま
『キノコ雲の上と下の物語』
「キノコ雲が広島から長崎まで追いかけてきた」
広島と長崎で二重被爆となった山口彊氏、二度の
原爆投下に搭乗した唯一の軍人であったジェイコ
ブ・ビーザー氏。「キノコ雲の上と下」にいた祖
父を持つ日米・ふたりの孫同士が出会い、家族と
しての葛藤をありのまま、それでも理解と交流を
重ね、往復書簡で構成された書籍です。真珠湾攻
撃と広島・長崎の原爆投下をめぐる「負の無限ル
ープ」を断ち切り、真の和解に辿り着きたい。ふ
たりの孫たちは、人と人の繋がりによって分断さ
れた世界を修正する営みをつづけている。被爆二
世として知っておきたい葛藤と軌跡、感謝の一冊。
