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野球
『伝説の剛速球投手』

書店のノンフィクション・コーナーにて目に留ま
り、手にした一冊。おおっ、山口高志やんか。彼
がプロ野球選手として光を浴びたのは1975年
から78年までの4年。当時『阪急ブレーブス』
の黄金時代を支えた天才剛速球投手です。と言っ
てもその雄姿を目にした記憶は殆どない。なぜな
らば、その4年間は広島の中学・高校生やったの
でパ・リーグの試合を見ることは、まあ無かった
ね。テレビ中継がね、無いんだわ。1975年の
【日本シリーズ】広島カープとの対戦で初めてそ
の恐るべき新人投手の姿を目にする。カープ・ナ
インが彼の剛速球に手も足も出なかった記憶だけ
が残ってます。スピードガンのない時代、169
センチの身長から繰り出されるストレートは16
0キロを超えてたそうな。生涯成績はプロ8年で
50勝43敗44セーブ。腰痛を発症する前の最
初の4年に限って言えば47勝35セーブを挙げ
ている。君は山口高志を見たか。旧いプロ野球フ
ァンにとって記憶に残る伝説の剛速球投手なのだ。