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『みちなかば』
映画『オッペンハイマー』の公開に合わせ、その
原案となる『オッペンハイマー』をひと月前より
読みはじめる。『異才』『原爆』『贖罪』をテー
マに、人類に原子力という新しい【火】をもたら
した科学者のすべて、合わせて１３００頁を圧倒
的執力で描き切った名著（ピューリッツァー賞受
賞・２００６）。読み終えるまで長い道のりでし
た。原爆投下まで『マンハッタン計画』の深層を
知りたくて本書を手に取りました。開発以前、以
後、人類にとって科学とは、平和とは何か。を問
う三冊。半年後には映画『オッペンハイマー』の
映像ソフトを入手し、本書を手元に何度も見返す
こととなるでしょう。探求の道【半ば】と言おう。
