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酒場店主のブログ

『僕が死んだあの森』

2年前に読んだ『監禁面接』以来となる、ピエー
ル・ルメートルの『僕が死んだあの森』。巻末の
解説より 赤と黒ならぬ善と悪、真実と嘘、そし
て生と死。どちらに転ぶかわからぬ人生の岐路で
この『僕が死んだあの森』の主人公も望まぬ側に
足をとられる。 物語の背景はフランスの田舎に
ある小さな村、登場する人物も少なく、話として
もシンプルなものです。が、さすがやね。深いわ。