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酒場店主のブログ

『解説・糸井重里』

『堤清二 罪と業』を読む。セゾングループを率
いた堤清二が、死の前に西武王国(堤一族)の栄
華と崩壊を明かした一冊。解説『糸井重里』の名
前を見つけ迷わず購入。1980年代、文化、カ
ルチャーの世界を席巻してたのは『セゾン文化』、
堤清二その人が作り出したものでした。糸井重里
が世の中に出るきっかけにもなりましたね。当時、
20代半ば【使えんデザイナー】やったワシは随
分と刺激を受け、また、影響も受けました。出張
で東京に行けば、時間をつくり、グループの商業
施設の隅から隅まで見て回ってメモを取り、時に
は隠し撮りも。デザイン屋として20年近くシゴ
トが出来たのは当時の、貪欲に見てやろう、吸収
してやろう、好奇心を刺激する、あの経験があっ
たから。と認識しております。なので、セゾン文
化(時代)の申し子、糸井重里の『解説』を読ん
でみたくなった。温故知新、「じぶん、新発見」。