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昭和
『木綿のハンカチーフ』
昭和歌謡のヒットメーカー・筒美京平さんが亡く
なった。読売新聞【編集手帳】にて、名曲『木綿
のハンカチーフ』関するエピソードに目が留まる。
この楽曲が完成するまでに、かなりの紆余曲折が
あったそうです。作詞はあの松本隆。筒美さんは
この小説風の歌詞を受け取るや、こんな長い詞に
曲が付けられるかと思ったらしい。松本隆自身も、
誰も曲は付けられないだろうと半分あきらめてた
そうです。出来上がったのがあの名曲だ。ワシ自
身、はじめて聴いたときは、男女の言葉が交互に
入れ替わる変（不思議）な曲やなと思いましたよ。
このシングル盤！が発売されたのは１９７５年の
終わり。次の年の春に背骨を骨折、入院先のラジ
オから毎日、昼夜を問わず流れてたことを思い出
す。自然と耳に馴染んだこの名曲は、いつの時代
も新鮮に響き、また多くのひとに愛され今日まで。
