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酒場
『かわらず』
昨晩、数年ぶりにご来店の女性客。以前は多
い時で週に１度は来店いたただいてましたが、
大きな交通事故に遭い、堺の実家に戻ってか
らは酒場から足が遠のくように。久しぶりの
再会に、開口一番『オバラさん、全然変わっ
てないやん！』とな。年を取ってない。と言
うことのようです。若づくりをしてるワケで
はなく・・まあ、アホは年を取らないと言う
からな。偶然、カウンターに居合わせてた顔
馴染みの常連さんと時間を忘れて昔ばなしを。
この場所を忘れず・・数年ぶりのご来店、あ
りがたいものです。店主の変わらぬ姿に驚き
の表情に、ワシの方が驚いたよ。また、店主
の変わらぬ態度もそうらしい。ここで偉そう
な言葉を吐き、『そら、そうよ。ワシはこの
１０数年間、ブレてないからな』。しかしね、
自分では自身のことは分からんもんです。人
から聞かされ、初めて『そうなん？』と思う。
