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映画
『ディープ・スロート』
ウォーターゲート事件の情報提供者『ディ
ープ・スロート』こと、当時の連邦捜索局
（ＦＢＩ）副長官のマーク・フェルトを描
いた映画【ザ・シークレットマン】を観る。
この作品の存在を知ったのは先週・木曜日。
週刊文春の記事に目が留まり、ネットで神
戸市内の上映館を調べ、鑑賞した次第です。
年に１度はみる１９７６年度の名作【大統
領の陰謀】。好きな映画のひとつで、原作
も２度ほど読む。米国の歴史上、初めて任
期途中で辞任に追い込まれたニクソン大統
領。【謎の人物・ディープ・スロート】の
内部告発で、ワシントン・ポストが歴史的
なスキャンダルを白日の下にさらしました。
思わぬ拾いものでした。【大統領の陰謀】
をレコードのＡ面に例えると、そのＢ面に
あたる本作。本作は事件をすっぱ抜いた二
人の新聞記者はほとんど顔を見せず【ディ
ープ・スロート】その人にフォーカスした
映像づくりになってます。うんうん、これ
でええ。フーヴァー（ＦＢＩ）長官の死か
ら始まる実話。登場人物、その台詞を聞き
逃さないよう集中して観ました。制作予算
の関係でしょうか、もう一押し欲しいとこ
ろでしたが、満足ゆく【社会派作品】です。
