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2018.01.17
独り言
1422
『23年目の朝』
阪神淡路大震災から23年目の朝を迎え た。最寄り駅のホームから明石大橋を臨 む。当時は3年後の開通を目指し、両岸 を結ぶ建設途中の橋脚が立つだけでした。 年々、あの日の記憶が薄れてゆく。毎年、 この日を迎える度、1日の出来事を思い 出してみる。早朝、突き上げる揺れから 飛び起き、最初に取った行動は【出口】 の確保。直ぐに玄関のドアを開けた。そ の時には水道、ガス、電気など、ライフ ラインは停止。比較的、被害の小さかっ た垂水区は昼前に電気は復旧し、ニュー スを見て事の大きさを知る。ありえへん。 その日、長く不安な夜を迎える。鳴り続 けるサイレンのなか、長田、須磨方面よ り飛んでくる灰が車の上に積もる。枕の 横に靴を置いて寝たのはこの日だけです。 否、眠れなかった。余震は続き、半生で いちばん長い夜を過ごす。年々、記憶が 薄れてゆく・・時間軸に沿って思い出し 書き記す。忘れてはいけない1月17日。
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