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酒場店主のブログ

『清武英利』

週刊文春の【今週の必読】に目が留まり 清武英利の【石つぶて】を購入する。外 務省機密費詐取事件を題材としたノンフ ィクションです。著者・清武英利の名は 初めて聞く。否、巻末の著者略歴をみて 驚いた。ああ・・このおっさん、知って ますわ。元・読売巨人軍取締役球団代表 で、あのナベツネに対し【清武の乱】を 起こした、あのキヨタケなのか。いやあ、 びっくりやね。と同時に思い出すことが。 著者・清武英利が2010年の【文藝春 秋】にて、ジャイアンツの『木村拓也』 コーチが開幕直後に急死、その無念さを 表した手記を読み、『迂闊にも』と言う タイトルで、自分のブログ(2010年 5月12日)に上げたことがありました。 手記を読んだとき、ええ文書をかくヒト やな。と思ったよ。迂闊にも涙が溢れそ うにもなった。著者略歴を見て納得、元 々、読売新聞の社会部の記者なのだ。こ の度、手にした【石つぶて】を読み始め 100頁ですが、ワタシ好みのヒューマ ン・ノンフィクション、骨太の一冊と言 えそうです。清武英利、油断ならぬ男だ。