Blog
酒場店主のブログ

『波の音が消えるまで』

1年ぶりに沢木耕太郎を読む。バカラ賭 博とサーフィンの物語。ワタシ自身はギ ャンブルもサーフィンもやらない。著者 が沢木耕太郎でなければ3部からなる大 作を読むことはなかったであろう。本書 は著者が得意とする『果ての果てまで』 行きつく物語です。しかしながら【一瞬 の夏】や【深夜特急】とは大きく異なる フィクション作品である。読み終えた著 者のファンならば、沢木耕太郎はノンフ ィクションの人であり、ノンフィクショ ン作家であってほしい。と思うやろなあ。