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『クリネタ・最終号』
半月ほど前に【 GLAMOROUS 】より送
っていただいた【クリネタ】を再読する。
去る３月、クリネタ編集長の長友啓典さ
んが亡くなり最新号が【最終号】となる。
６月に刊行した【 Enigma Book 】はこ
の【クリネタ】をお手本に制作。紙面構
成から紙質、ページ数、サイズまで申し
分のない理想の一冊を教科書としました。
見る人が見れば『お前、これは教科書と
言うよりもパクリやろ』と言われても反
論できないほど、こんな冊子が作りたい。
と正に、理想のムックとなる一冊でした。
先週、東京からふらりとご来店、デザイ
ン界の【巨匠】とのサシノミは、この話
題からはじまる。学生時代に、なんばで
開催された【K２ 文化の金字塔展】を見
に行き、その鮮やかな色彩とスマートで
カッコよく構成されたグラフィックワー
クに大きな衝撃を受けたコトなどを語る。
前回【巨匠】ご来店は、長友啓典さんの
お墓参りの後、クリネタ編集団の皆様と。
神様のいたずらなのか。それとも、お会
いすることはなかったけど、故人・長友
さんのいたずらなのか、本来ならば酒場
の店主ごときが本を作ることなんぞ考え
もしなかったことが出来たことに、勝手
ながら何かの不思議なチカラとご縁を感
じたのです。【長友啓典追悼・最終号】
は、我が家の本棚に永久保存されるのだ。
改めて【教科書・クリネタ】を拝読する。
