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昭和
ひろしま
『遠い記憶』
今日、母親が傘寿を迎えた。その祝いを
伝えようとしてたところ、兄弟で贈った
プレゼント返礼の電話が。話を聞きなが
ら・・遠い昔の我が家を思い出す。両親、
兄弟と暮らしたのは、高校卒業までです。
小学校6年生の時、実家は建て替えまし
たが・・それまで、街なかにありながら
それはそれは酷いボロ屋でした。そこで
たばこ屋とパンや牛乳も販売する【よろ
ず屋】のような商売をしてました。当時
は婆さんも居て家族総出で、ね。周りは
金持ちばかりなのに、なんでワシらは朝
から働いてるのやろ。ともね。家を建て
替えたのと同時に暮らしは好転しました。
が・・思い出すのは、昭和の庶民の生活
を切り取ったような、あの頃の我が家で
す。このトシになり、あんなに嫌だった
ボロ屋と、三人兄弟の中で出来の悪いワ
タシだけ毎日、毎日、母親に怒られ(叩
かれ)た記憶が、良き思い出としてある。
両親、家族、そして、我が家に感謝です。












