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酒場店主のブログ

『錦繡』

きんしゅう 何を読もう・・カバンに忍ばせておいた 本は読み終え、次の補充を忘れてました。 アタマのなかに「前略 蔵王のダリア園 から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフト の中で、まさかあなたと再会するなんて、 本当に想像すら出来ないことでした。」 あのフレーズが浮かび・・本棚より宮本 輝の【錦繡】を取り出す。10年ほど前、 ステキな女性にお借りして初めて読んで 以来、数回目の再読だ。うん、ええ選択。 14通の往復書簡からなる小説は、昭和 57年度の作品。当然ながら、まだ【E メール】なるモノが存在しない時代の話。 今の時代感覚では、この情感は出せない わ。思い出したら読み返す・・良書です。