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『私の本棚』
新潮文庫、今月の新刊にて【私の本棚】
を見つける。２３人の愛読家が熱く綴る
エッセイ集。『ずらっと並んだ自分の本
棚、というのが憧れだった。整然と本が
並び、眺めるだけでどんな本があるのか
わかる。図書館の棚のように あるいは
書店の棚のように。自分ちにあんなもの
があったら、どんなに気分がいいだろう。
それもいっぱいあると嬉しい。中がぎっ
しり、自分の好きな本ばかりだと、なお
嬉しい』。小野不由美が語る本棚の憧れ。
本好きは本棚に憧れます。ワタシも同じ。
出来れば幾つもの本棚が欲しい。しかし
ながら、狭い我が家には作り付けの本棚
がひとつ。収納される数は限られる。毎
年、その年末に入りきらない年間に読ん
だ分だけの数を断腸の思いで処分します。
只今、７篇を読んだところですが、愛読
家の本棚に対する思いが伝わる。本棚に
対する憧れ・・本（棚）好きにはわかる。
