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酒場店主のブログ

映画

『パリは燃えているか』

パリは燃えているか 【新・映像の世紀】のテーマ曲、加古隆 の『パリは燃えているか』は第二次大戦 下のナチス・ドイツがパリを破壊しよう としたヒトラーの言葉であると知ったの は恥ずかしながら昨年のこと。またこの 【パリは燃えているか】が映画化されて たと知り、遅ればせながらのDVD鑑賞。 1944年8月、アメリカ軍の援助を受 け、フランスの首都パリ開放までを描い た作品。パリに深いこだわりのあったヒ トラーは戦況が思わしくなくなり、パリ 占領軍事司令官コルティッツ将軍に『連 合軍にパリをわたすべからず、奪われる くらいなら街を燃やせ』との命令を下す。 しかし、将軍はこれを実行せず、連合国 に無条件で降伏しパリを破壊から守った。 実話を元に、当時の実写フィルムを挿入、 その繋ぎ目に違和感はありますが、ラス トの凱旋門をバックに開放されたパリ市 民が街に溢れ出すシーンは圧巻。キャパ の歴史的作品や言葉の意味を再確認する。