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酒場店主のブログ

日記

『オリンピックの身代金』

書店の新刊コーナーで平積みされた本を見たとき から気になってたのです。 このタイトルの吸引 力はどうだ。 購入せずにはいられないやないか。 『オリンピックの身代金』やで。著者は奥田英朗。 『オリンピック』とは勿論『東京オリンピック』。 戦中から戦後の昭和史好きのワタシのココロのな かを見透かしたような、挑発的なタイトルなのだ。 しかし・・この作家には以前、エッセイのタイト ルに踊らされ?とんでもない本をつかまされたコ トがあるのです。 今回は得意のサスペンスなの でね。著者の『最悪』『邪魔』の力量からすると、 間違え無し。と判断したのです。 好奇心に火をつける憎い装丁にも、やられました。 この時点で既にひれ伏してるのだ。後は読むだけ。 能書きは置いといて・・まずはページを捲れ。