Blog
酒場店主のブログ

日記

『KISS ME PLEASE』

永ちゃんの古いこのアルバム(1979年)を最近よく聴く。 発売当時、このアルバムはあまり好きではなかったけど、今 聴くと、じわあぁと良い。 収録されてる曲は全体的に暗い。 後にで知ることになるのだが、この時期、前の奥さんと今の 奥さんとの間に挟まれた永ちゃん自身、男の情けなさや人生 の虚しさを切なく・・赤裸々に唄ってるのです。 この人は 自分に嘘をつけないのだな。 自分で自分に『おとしまえ』 をつける人だと言うことがよくわかる異色のアルバムなのだ。 深夜、誰も居なくなった酒場で聴くと、心にじわあぁと染み る良質の1枚。ひとりで酔いたい夜に。