Blog
酒場店主のブログ

日記

10数年ぶりの『椎名誠』

読む本がなくなったので、本を探しに・・本屋へ。 この暑さなので、なにか涼しそうなヤツを、と目 に止まったのが椎名誠の『ハーケンと夏みかん』。 読んでたなあ。 1998年に刊行されたものだ。 当時は、この作家の本は何を読んでもおもしろい と思ってたのですが、この10数年は、ぴたりと この人を本を読むのをやめている。  酒と一緒で年と共に嗜好が変わり、ぜんぜん読ま なくなった。 感覚が合わなくなったのだと思う。 20年ぶりの再会?は・・けっこうイイもんです。 当時と今では多少、感覚のズレはありますが・・ この文体、ああ懐かしいわ。  再読してみると、『夏みかん』のようにほろ苦く、 甘すっぱい味がするのでした。