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酒場店主のブログ

日記

『裏路地のお好み屋』

近くで遠かった『裏路地のお好み屋』に、初めて行ってきた。 その裏路地に入るのは何年ぶりだろう。 良き昭和の世界が そのまま残されてる路地に佇む、年期の入った『お好み屋』。 カウンター6席くらいの狭さが、ええ味を出している。『お 好み屋』はこうでないと。の見本のような店だ。  色褪せたメニューや茶色くなった壁も、ええ感じ。 お客さ んも味わいある人が多そうだ。 いっぺんに気に入りました。  しかし、店の親父さんは、相当へんこで頑固。と聞いている。 初心者には手厳しいらしい。 新参者が冷蔵庫に入ってるオ カズを勝手に出して怒られたそうだ。 それが自由に出来る のは、この店の上級者だけ。みたい。  このワシも『品定め』していただくか。  果たして結果は・・冷蔵庫を勝手に開け、イワシを焼いても らうコトが出来たのでした。 新参者として合格点みたいだ。  飲食店主同士の、わかりあえる空気みたいなもんが、あるの かもね。 『お好み屋』のキレイは信用できない。 その佇まいが『命』 なのです。 久しぶりに、ええ店に当たりました。