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酒場店主のブログ

日記

『名将は知っている』

この3日間、『文藝春秋』ネタが続きます。 先日、発売された『Number』(夏の 甲子園 涙の名勝負)は、読み応えありだ。 なかでも・・山下智茂・星陵総監督が初め て明かす『松井秀喜・5連続敬遠の痛恨』、 このたった4ページ記事に隠された18年 前のドラマの迫力と重さに圧倒されました。  1992年『夏の甲子園』で星陵高校と明 徳義塾との試合、徹底した敬遠対策で、全 5打席・松井のバットは封じられ・・日本 中で賛否両論が起こった、あの暑い日の出 来事を・・長年、沈黙してきた『闘将』が 重い口を開き、初めて『痛恨の1日』を振 り返る。 結果として松井封じが功を奏し、 明徳義塾が勝利するのですが・・負けた悔 しさのなかで試合後、選手の『ココロ』と 『人間形成の野球学』の成長に監督は喜び を感じ・・また、監督の成長した選手への 『思いやり』が、痛いほど読む者に伝わっ てきます。 目から鱗が落ちる思いでした。 今、ワタシ自身が最も欠落してる『思いや り』。 改めて学ぶ必要ありと感じました。