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酒場店主のブログ

『新世界』

串カツの話やないよ。 先日、読み終え た最近、気になる作家【柳広司】の小説。 物語は・・1945年8月、原爆を開発 するために科学者が集められた町(ロス アラモス)で、終戦を祝うパーティが盛 大に催されていた。 その夜、一人の男 が撲殺され死体として発見される。原爆 の開発責任者、ロバート・オッペンハイ マーは、友人の科学者イザドア・ラビに 事件の調査を依頼。から始まるミステリ。 小説では・・実情の人物や研究所が登場。 広島、長崎の惨状を知り、終戦を迎えた 科学者たちが、次第に狂気に追いやられ る【原爆】開発の苦悩に・・フィクショ ンではありますが、史実に基づいた(た ぶん)ストーリー展開と著者【柳広司】 の探求心、その力量には驚かされました。 終戦の日までに、お勧めしたい一冊です。