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『再読』

残り３分の１となった２０１２年の読書は【再読】路線で。沢木耕太郎の【旅する力】の次に手に取ったのは横山秀夫の【クライマーズハイ】、読んだのは確か６年ほど前。横山作品の中では１番好きな小説です。１９８５年、御巣鷹山での航空機墜落事故、著者は当時、地元新聞社に籍を置き、事故模様を最もよく知りそれを受け止めたジャーナリストである。読み始めて１００頁も満たないところで、そのペンの熱さと臨場感が伝わってくる。暑い夏が過ぎ行く前に傑作編、再読デス。

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