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『三船敏郎』
昨日発売の【文藝春秋】で没後15年に
なる、三船敏郎の栄光とその破滅。を読
む。世界のミフネはなぜ【日本の三船】
になれなかったか・・戦後、黒澤明と共
に一時代を築いた稀代の名優は、テレビ
と言う娯楽とカラー作品、そして高度成
長と言う流れに、その立ち位置を奪われ
たように思うのです。双方ともモノクロ
映画の、あの存在感と迫力を・・以降見
つけ出すコトができなかった。三船敏郎、
その存在感で、画面が引き締まるのです。
これから先もこの手の俳優は出てこない。