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酒場店主のブログ

『地貌季語』

早朝より、ある言葉がアタマのなかを廻 り、その言葉の意味を改めて調べてみた。 【地貌季語(ちぼうきご)】と読む言葉。 人に容貌があるように・・地域にも土地 ならではの風土、季節変化の特質、暮ら し、気風など地貌がある。との意味です。 以前に読んだ柳田邦夫【壊れる日本語】 より、そのまま引用させていただきます。 この国の言葉も、公用語として英語を使 うべき。という人もいるのですが、文化 とか人の生き方とは、個別性こそが大事 なもので、その国その土地に生まれ育ち、 その風土の中で培われた心や価値観を大 事にすることがとても重要なのです。ネ ット社会の進化のなかで、豊かな感情表 現を持つ日本語に恵まれたハズの私たち の感覚は麻痺し、言語の表現力が劣化し ている。少し不便でも、本当に大事なも のを手放さない賢い選択をしよう。とな。 梅雨の【紫陽花】から・・忘れかけてた 言葉を思い出した。思い出してよかった。