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酒場店主のブログ

独り言 昭和

『白紙の新聞』

8月も今日で終わり。15日に69回目 の【終戦の日】を迎えましたが、当時の その日。が過ぎたとたんに、いちばん先 に過去を忘却したのは誰か、ご存知でし ょうか。【大新聞】やそうです。なかで も【あの新聞社】は、それまでの内容に 対して国民にいささかも謝罪するところ なく、手の裏を返すような記事を載せな がら態度は依然と訓戒的であったそうな。 ところで、戦前より国民を煽りに煽った 責任を痛感して、終戦の日に白紙で新聞 を発行したと言う事実も。それは【毎日 新聞・西部本社版】で、当時の新聞は表 裏一枚モノ、その日の裏面は全くの白紙。 次の日も裏面は白紙、表面の三分の一が 白紙やったそうです。編集局長の強い意 思のもとに実行。その意思とは「戦争を 謳歌し、煽動した新聞の責任。昨日まで 鬼畜米英を唄う紙面を、同じ編集者の手 によって百八十度大転換するような、器 用なマネは良心が許さなかった」と、そ の五日後に不完全新聞発行の責任を取り 職を退いたそうです。実に気持ちがよい。 それに比べると・・だ。昨日、たまたま 読んだ【歴史のくずかご】より引用です。