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本
昭和
『日本のいちばん長い夏』
数回目となる【日本のいちばん長い日】
を読み終える。昭和２０年８月１５日を
めぐる２４時間（前日正午より玉音放送
まで）を綿密な取材と証言を基に再現す
る【史上最も長い一日】のノンフィクシ
ョンです。最初に読んだのは３０年ほど
前。このとき初めて、先に出されたポツ
ダム宣言に対し判断を決め倦ねる最中に
２発の原子爆弾が投下されたことを知る。
その日の【玉音放送】をめぐり、戦争継
続派によるクーデターあり、それが失敗
に終わったことも知る。何度か読み返す
ことで自分が生まれる１５年前の【長い
日】と言うものが朧げながら見えてきた。
今回は【その日】を、どう受けとめたか。
その日から１８年が経つ、昭和３８年に
政府や軍部の中枢から前線の将兵までの
３０人の歴史の証人を集めた座談会。を
記録する一冊【日本のいちばん長い夏】
を続けて読んでみることにした。ワタシ
のなかの【今年の夏】がはじまりました。
